寝るときに腕を上げてバンザイのポーズをしている赤ちゃん、かわいいですよね。
息子もほぼ毎日このポーズで眠っていました。
寒くないのかな…とか、腕疲れないのかな…とか、たまに心配になることもありましたが、
実はちゃんと理由があってバンザイしているって知ってましたか?
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赤ちゃんのバンザイ寝の理由
体温調節している
赤ちゃんは大人に比べて体温が高いですが、体温調節機能が未熟なため体内に熱を溜め込みやすいです。
汗をかく機能も整っていないため、バンザイして手を外に出すことで手のひらから体内の熱を放出し体温調節をしているそうです。
そういえばうちの子も手のひらだけやたら湿ってることが多い気がします。
呼吸しやすくしている
お母さんのお腹の中ではへその緒を通じて酸素を得ることができていましたが、産まれてからは自分の肺を使って呼吸することになります。
とはいえ、生後間もない赤ちゃんの肺は小さくて未熟なため、一度に多くの空気を吸い込むことができません。
仰向けでバンザイする姿勢は胸を開くことができるので、空気を取り込みやすく呼吸が楽にできるそうです。
リラックスしている
バンザイの姿勢を取っている時は、体の力が抜けきってリラックスできているようです。
腕を持ち上げてみると脱力しきっているのがよくわかります。
親や兄弟が近くにいることで、赤ちゃんが心から安心しきっているからこそできるポーズなんです。
赤ちゃんがバンザイ寝している時の注意点
布団の外に出ている手を触ると冷たいですよね。
私も冷たさにびっくりして、こりゃあかん!とミトンをはめてあげたりしていたけど、それダメみたいです。
温めようとミトンをはめたり、布団の中に手を入れてあげたりすると赤ちゃんが体温調節できなくなってしまうからNG!
生まれたばかりの時って体温が下がってしまうとなかなか上がらなくて、とにかく赤ちゃんの冷えに敏感になってしまっているお母さんも多いと思います。
私も息子の体温が少しでも平均を下回ると心配になって、カンガルーケアしたり、30分毎に体温計ったりしてました。
赤ちゃんの体温調整、難しいですよね…
でも、手足が冷えていても、お腹や背中があったかいうちは心配しなくてもいいそうです。
指先の色が変わっている場合は、赤ちゃんの身体が冷え切ってしまている可能性があるので、要注意。
放っておくとしもやけになることもあるので、お部屋の温度やお布団で調整してあげたほうがいいようです。
赤ちゃんのバンザイ寝はいつまで続くの?
赤ちゃんにより個人差はあるようですが、基本的には1歳を過ぎるとバンザイ寝の必要はなくなるようです。
体温調整ができるようになってくるんですね。
私の甥っ子は2歳くらいまでバンザイして寝ていましたが、息子は3か月頃から徐々に手が下がり始め、現在は大の字寝が基本です。
もうしばらくはバンザイして寝てくれると思っていたので、少し寂しい…
もっと写真撮っとけばよかったなと思っています。
どんな姿勢で寝ていても赤ちゃんは可愛いものですけどね。