こんにちは。
男の子の親になったことを実感している、ぼちぼち母ちゃんです。
なんともセンセーショナルなタイトルでございます。笑
というのも、私とは2か月違いで同じく男の子のママになった友人から突然この質問が送られてきました。
「むきむき体操」、男の子の赤ちゃんがいるお母さんならネットやSNSで見たことがあるって方がちらほらいるのでは…
どういう体操なのか、大方想像できると思います。
ネーミングのまんま、おちんちんの皮をむくという行為で医学的には包皮翻転というようですが、要はまだこどもが赤ちゃんのうちにおかあさんがそれをしてあげるというのが「むきむき体操」なんですね。
赤ちゃんの頃にそんなことをしなくても、成長に伴って勝手にむけるという意見もあり賛否両論。
実際どれくらいの人がやっているのか、そもそもやる必要あるのか知りたいけど、あんまり声を大にしてまわりに聞けないですよね;
むきむき体操、どんなことするの?
むきむき体操を始めて知った人のために、少し解説します。
元々、むきむき体操はおちんちんの包皮を亀頭からはがすために考え出された方法なんだそうです。
最初にむきむき体操を指導したとされる岩室紳也医師による、包皮反転指導のやり方をご紹介します。
- 包皮をおちんちんの根元に向かってずらす
→回数は多いほどいい(コツコツ頑張る) - 包皮口が出ようとする亀頭部で徐々に広がる
→出血するほど強くしないように - 亀頭部を触ると痛い
→触り続けると次第に痛くなくなる(我慢も大事) - 亀頭部と包皮の癒着を1ミリずつはがす
→出血する場合があるが清潔にしていれば心配なし - 包皮が戻らない時は亀頭部を 30 秒潰す
→亀頭部が小さくなり戻しやすい(科学的対応力) - 亀頭部が全部出たら、ゴシゴシ洗う
→体の他の部分と同じように清潔に(清潔が基本) - むけるようになったら友達に伝える
→おちんちんを共通話題に(仲間づくり)
4番あたりから難しく感じるのは私だけでしょうか?
癒着をはがすって痛そうだし、1ミリずつってそんな繊細な作業できませんって感じ。
はがしすぎないように…って手に力が入りすぎる画が見える。笑
5番とか怖すぎでしょ。
戻らない時は潰す!?
いやいや、戻せないってなに?潰すって力加減がわからないから無理ですって感じ。
こんなん自分ではよーやらんですよ。
こんなにビビってるのは私だけなのか…
むきむき体操は必要なのか
まだむきむき体操というネーミングを知らない頃に、夫に相談したんです。
皮をむくべきか、何もせずにいたほうがいいのか。
夫は、「そんなんせんでええやろ」と即答でした。
絶対痛がると思うし、そのうち勝手にむけるからする必要ない、という理由でした。
痛がるというのは想像できます。
手順にも痛いって書いてあったしね!
でもそのうち勝手にむけるっていうのは、個人差があるしなんとも言えないような…
もしむけなかったときにコンプレックスになったり、ゆくゆく手術が必要になるならやっていたほうがいいのでは…という母心?みたいなものもあります。
包皮は包皮外板といって外から見える皮膚と包皮内板といって内側で折り返している部分でできているみたいなんですが、乳幼児のころは亀頭と内板がくっついているんだそう。
この皮がむけるタイミングは個人によってまちまちです。
諸外国では習慣や文化の違いで、皮を切除する包茎手術をするのが一般的な国もあればそうでない国もあります。
アメリカでは約7割が手術するそうですが、アジア圏では2割ほど。
ただ韓国は8割が手術するみたい。
日本では子どもの包茎手術は一般的ではないこともあり、このむきむき体操で包皮をむく方法が注目されているそうなんですが、成長とともに自然にむけるから必要ないという意見と、病気や衛生面の観点からやったほうがいいという意見で割れているんですね。
日本小児泌尿器科学会総会で実施されたアンケート調査では、健康な子供に対し「包皮翻転指導」が必要48%、不必要48%という結果。
こうなると残りの4%の意見が知りたい。笑
このむきむき体操、NHKでも特集されていたそうで、ネットに記事があがってました。
その記事にも載っていましたが、むきむき体操が必要かどうかではなく、そういう知識がないまま育ってしまい大人になってから困ったり、誰にも相談できずにいることが問題なんだそう。
うちの夫は体操については否定的でしたが、息子が思春期に入るまでにそういう類の話は男同士でしておいて欲しいなと思いました。