ジーナ式とはイギリスでナニー(日本でいうベビーシッターのような)をしているジーナ・フォードさんが提案している赤ちゃんの生活リズムを習慣化させる育児メソッドのことです。
ジーナさんの著書である『赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』はイギリスでもベストセラーで、多くの人に知られています。
ジーナ式ねんトレを始める前に、用意しておいたほうがいいものがいくつかあるのでご紹介します。
目次 見たい項目にジャンプできるよ
ねんトレを開始できるかチェック
- 赤ちゃんが出生体重まで戻っている
- 体重が3.2キロ以上ある
- 授乳間隔が3時間空いても平気
- 授乳間隔が空いても大丈夫な傾向がある(例:授乳のために起こさなければならない)
- 授乳後しばらくは機嫌よく起きていられる
これらの条件をクリアしていればねんトレを開始することができます。
逆に言うと、これらの条件をクリアしていない状態でねんトレを開始してもうまくいきませんし、赤ちゃんに負担がかかるのでやめましょう。
うちの子は低出生体重児だったので、3.2キロになるまではねんトレ開始せずに3時間ごとの授乳を続けていました。
その分、ねんトレ開始が遅れましたが、しっかりとスケジュールやメソッドを守れば軌道に乗るので心配いりません。
必要・あったら便利なもの
ジーナ式の本『赤ちゃんのおかあさんの快眠講座』
基本中の基本ですね。これがないと始まりません。
ジーナ式のスケジュールについては別ページでも紹介していますが、「なぜこの時間帯に授乳が必要なのか」といったスケジュールの根拠や、赤ちゃんがスケジュール通りに寝てくれない時の解決法などがしっかりと書かれています。
この本を読まずにネットの情報だけでジーナ式にトライすると絶対に壁にぶち当たります。
まず、この本を準備してしっかりと読んでからねんトレを開始することをおすすめします!!
目から鱗の育児情報が詰まってますよ!
ベビーモニター
赤ちゃんの眠りを見守るためにはあると心強いです。
暗い中でもはっきりと見える暗視機能やズーム機能がついているものなどがおすすめです。
うちではトリビュートの最新モデルのベビーモニターを使用しています。
専用のモニターだけでなくスマホでも見ることができ、首振りや小さな音も拾える機能がついていて本当に重宝しています。
おくるみ
赤ちゃんは布でくるまれていたほうが安心してよく眠れるようです。
伸縮性のあるものがおすすめで、赤ちゃんが自分のモロー反射で起きてしまうのを防いでくれます。
うちの子はあまりくるまれるのが好きではなかったですが、ウィーゴアミーゴのおくるみにはおとなしく巻かれて眠っていました。
伸縮性も通気性も良くカラフルなデザインで、なんといっても安いのが嬉しい!
ベビーセンサー
ベビーセンサーはジーナ式の本の中では紹介されていないですが、個人的には絶対あったほうがおすすめです。
このベビーアラーム、なんと10,000円です。
この価格でクラス1の医療機器認定されているので、安心して使うことができます。
20秒間赤ちゃんの体動がなければ、アラームで知らせてくれます。
ベビーモニターが音を拾ってくれる仕様のものなら、組み合わせて使わない手はないですよね。
ベビーモニターとセットで使用することで、赤ちゃんの眠りをより安全にできると思います。
ベビーセンサーについてはこちらで詳しく紹介しています。
1万円のベビーセンサーで乳幼児突然死症候群から赤ちゃんを守るベビーベッド
添い寝の習慣がある日本ではベビーベッドを使用しない方も多くいますが、ジーナ式では母子別室が推奨されているので必須ともいえるアイテムです。
とはいえ、赤ちゃんを一人で寝かせるのには抵抗が…
という人は、このファルスカのベビーベッドがおすすめ。
ベビーベッドに寝かせたい+添い寝したいという要望を満たせるその名もベッドサイドベッド。
高さは9段階で調節できるので、大人用のベッドと並べてもほとんど段差なく使用できる優れものです。
うちでは母子の寝室は一緒なので、大人用のベッドの横にベビーベッドを並べていますが、赤ちゃんを眠らせる時は大人は退出してベビーモニターで別室から見守っています。
搾乳機
ジーナ式のスケジュールの中に搾乳する時間が含まれています。
私は完全母乳から始め混合にシフトしましたが、どちらでも搾乳機は必須でした。
病産院にいる間に色々なメーカーのものを試して、自分に合ったものを購入されるのをおすすめします。
うちの子は直接飲むのが下手で毎回搾母乳をあげていたので、とても手動では追い付かないと思いピジョンの電動搾乳機を使用していました。
同じくピジョンの母乳実感の哺乳瓶を使用される予定の方は、そのまま搾乳機にセットすることができるのでおすすめです。
搾乳、地味に時間がかかるので、予算が許すのであればサクッと両胸同時に搾乳できるものがいいと思います。
調光できる照明
夜の授乳は薄暗い中ですることが勧められています。
お部屋の常夜灯(豆電球)ではなく、赤ちゃんの頭より下におけるタイプがいいようです。
最近はお子さんが大きくなっても使用できるようなかわいいデザインのナイトライトがたくさん出ています。
遮光カーテン
ジーナ式では赤ちゃんが眠るときに部屋を真っ暗にするルールがあるので、こちらも必須アイテムです。
うちでは2級遮光のカーテンを使用していますが、可能であれば1級遮光のカーテンをお勧めします。
大人であれば気にならないわずかな光でも、赤ちゃんが目を覚ます要因になるからです。
準備が整ったら、早速ジーナ式ねんトレを始めてみましょう!
ジーナ式1~2週目のスケジュール