いつのまにか始まっていたハンドリガード

ハンドリガードしている赤ちゃん

こんにちは。

今日も息子を観察するのに忙しいぼちぼち母ちゃんです。

そういえば少し前から、息子が自分の手を認識しだしたのか、じーっと見つめていることが増えたなと思い「赤ちゃん 手 見てる」と検索したら『ハンドリガード』という言葉が出てきました。

またまた知らない育児用語やわ(笑)と思って、少しお勉強。

ハンドリガードとはなんぞや

ハンドリガード(hand-regard)は、赤ちゃんが成長・発達する過程で見られる仕草のひとつだそうです。

リガードはじっと見るという意味があり、その意味どおり、赤ちゃんが自分の手を見つめる行為のこと。

手をじーっと見つめている仕草以外にも、指をしゃぶったり、口に入れたり、赤ちゃんが自分の手に興味を示す行動はすべてハンドリガードになるそうです

ハンドリガードのやり方は赤ちゃんによって異なるんですね。

うちの息子の場合、主にじーっと見るのは右手、口の中に入れるのは左手、ペロペロするのは両手同時です。

なんかこだわりがあるんかな。

ハンドリガードする理由

赤ちゃんが自分の手を認識することでハンドリガードが始まります。

最初はたまたま動かしている自分の手が視界に入り、「なにか動いているな」と眺めているんやって。

じーっと見てるけどが、最初はまだ自分の体の一部だと気付いてないんです。

そのうち、手を口にもっていき舐めるようになるみたいです。

手を舐めるという何気ない行動ですが、唇や舌には手を舐めている感触が、手には舐められている感触がする、この違う場所が同時に刺激を受けていることで、「舐めるとこうなるんだな」と理解していくんだそうです。

脳を働かせながら手や体の動かし方を学び、少しずつ自分の体をイメージしていってるんですね。

ハンドリガードは成長のしるし

ハンドリガードをするには、『目でものを見る力』『体を動かす力』のふたつが必要になります。

赤ちゃんが自分の意思で手を動かせるようになったことは、両方の能力が発達してはじめて、赤ちゃんは自分の意志で手を動かせるようになるんですね。

目でものを見る力

ハンドリガードをするためには、位置や距離に応じて焦点を合わせる力が必要。

生後すぐの赤ちゃんの視力はとても弱く、光を感じることはできても色までは認識できないようです。

生後1か月ごろになるとものをじっと見ることができる「注視」、そして2~3か月ごろから、ものが動いたほうへ視線を動かす「追視」ができるようになってきます。

きょろきょろしだして、後頭部はげるっていうね(笑)

体を動かす力

生後間もなくの赤ちゃんは、まだ筋肉も未発達で自分の思った通りに体を動かすことはできません。

自ら体を動かすことを「随意運動」といい、脳からの信号が神経を通って筋肉に届き体が動くというメカニズムになっています。

自分の力で体を動かせるようになることは、脳が発達し、体を動かすメカニズムが整ってきた証拠だといえるんですね。

ハンドリガードは、脳・視覚・運動機能が順調に発達している証拠といえるわけです。

ハンドリガードしている息子をみて、日々成長しているんやなーと感慨深くなります。

赤ちゃんの手、清潔にしなくていいの?

成長とともに見られなくなるハンドリガード。

うちでは『おててぺちゃえもん』と名付けて、今だけか~と微笑ましく見守っておりますが、ぶっちゃけ手めっちゃ臭いよね(笑)

ハンドリガードした手で私の顔をぺちぺちパンチするの、可愛いけど臭い(笑)
おてて臭い臭い攻撃、なかなかの強さ。

指と指の間に張り付いてる色んなごみクズも気になるし…

あまり清潔じゃない気がするけど、そこまで神経質にならなくていいみたい。

ごみクズはさすがにアカン気がするから、手口拭きできれいきれいしてます。

ネットでは過敏に清潔を保たなくてOKみたいな記事をよくみるけど、コロナコロナのこのご時世、やっぱり気になるよな…